【家づくりへの道#3】中古戸建を検討して、やっぱり新築を選んだ理由

家づくり

前回は、マンション購入を断念したお話をしました。 今回はその続き。中古戸建の購入を真剣に検討したものの、結果としてやめた理由について綴っていきます。

✅中古戸建のメリットデメリット

マンションを見送ったあとは、すぐに中古戸建を探し始めました。 まずは、メリット・デメリットを整理してみます。

中古戸建のメリット

  • 価格が抑えられる  同じエリア・広さでも新築よりかなり割安で、初期費用を抑えやすい。
  • 土地が自分のものになる  庭づくりや増築など、自由度が高く理想の暮らしが描きやすい。
  • 人気エリアでも見つかりやすい  新築では難しい地域でも、中古なら候補が出てきやすい。
  • 住宅ローン控除が受けられる場合も  耐震基準などの条件を満たせば控除対象になる可能性も。
  • リノベーション前提で楽しめる  間取りも内装も自分らしく一新できる楽しさがある。

中古戸建のデメリット

  • 築年数による老朽化のリスク  見た目は綺麗でも、給排水管や基礎など見えない部分に問題が潜んでいることも。
  • 改修費用がかさむ可能性  水回りや屋根・外壁などの修繕で、予算が膨らむこともある。
  • 間取り変更に制約があるケースも  柱や耐震壁の制限で、理想の間取りにできないことも。
  • 断熱・気密性能が不十分な物件もある  古い家は冷暖房効率が悪く、住んでみてから後悔することも。
  • ローンや保険が通りづらい場合も  築古だと融資条件や火災保険の契約に制約が出ることがある。

🔍良い中古物件、すぐ見つかる!

意外にも、すぐに「これは!」という物件が見つかりました。

見つかった物件の仕様はこんな感じです。

  • 価格:3000万円
  • 階数:2階
  • 広さ:3LDK+ロフト 約104㎡(土地は約146㎡)
  • 駅まで徒歩20分
  • 駐車場:3台

間取りはこんな感じ。

マンションと比べて1,200万円も安く、しかも地価が高い地域だったため、土地代が資産価値としても十分期待できる物件でした。

LDKには吹き抜けと小上がりの畳スペースがあり、開放感抜群。築浅で状態も良く、「少しリフォームすれば最高じゃない?」と本気で思いました。しかも、今住んでいる賃貸から徒歩2分程度の場所(笑)

これは運命かもしれない…とすら感じたのですが――

💬またもや妻の鶴の一声で購入断念

そんな盛り上がる僕を制したのは、またしても妻のストレートなひと言。

「キッチンからリビングが見えないのが嫌」 「キッチンとパントリーも狭い」

やっぱりキッチンとパントリーは譲れないようです…。 今回は本気で購入を考えていたので、正直かなり残念でした。とはいえ、妻のこだわりに逆らうことはできません(笑)

🛑中古戸建、ここで一旦終了。

他にも中古戸建を探してみましたが、この物件以上の物件は見つかりませんでした。
その後も中古戸建を探してみましたが、前の物件ほどの条件を超えるものには出会えず。 当然、妻のOKも出るわけがなく、中古戸建という選択肢はここで行き詰まりました

そして気づいたのです。 僕たちが求める家は、どこかにある完成品ではない。“自分たちの理想をゼロから作るしかない”ということに。

🌱新築へ――ジグ家、家を建てることを決意!

こうして、新築一戸建てを地元の工務店さんで建てる決断に至りました。

次回は、「土地探し編」。
どんなエリアをどうやって選んだのか、我が家の葛藤と希望が詰まった土地選びの話を綴っていきます!