【育児記録#3】息子と過ごす、最初の一日

初めてのミルク、初めてのぬくもり

自宅にお迎えしてすぐに訪れたのは、ミルクの時間でした。

妻に教えてもらいながら、初めてミルクを飲ませました。
まだ飲み方がぎこちなくて、口から少しこぼしたりもするけれど、それすらも愛おしい。

腕の中でミルクを飲む息子の鼓動が、僕の胸にも伝わってきて、「守っていきたい」と強く思いました。

小さな手のひらと、最初の沐浴

夕方、これも妻に教わりながら息子を初めて沐浴させました。
お湯にそっと浸けると、さっきまで泣いていたのに嘘のように大人しくなりました。

ガーゼで身体をやさしく洗いながら、「これが僕の子なんだな」と実感がじわじわ広がっていきました。
小さな指が僕の手をギュッと握った瞬間、その温もりに胸がいっぱいになりました。

夜、そばで眠る小さな寝息

夜になって、眠りにつく息子の顔をただじっと眺めていた僕。
小さな寝息と、時々ピクッと動く手足が、夢の中の冒険を語っているよう。

一日の疲れもどこかへ吹き飛んで、気づけば僕も、横でウトウトしていました。